映画「からかい上手の高木さん」感想〜これ以上ない清々しい終わり方〜
概要
小学館「ゲッサン」連載の人気コミック「からかい上手の高木さん」を原作とした同名テレビアニメの劇場版。原作者・山本崇一朗監修のもと、テレビシリーズのスタッフ&キャストが集結し、中学校生活最後の夏休みを迎えた高木さんと西片の青春模様をみずみずしく丁寧に描き出す。とある中学校で、隣の席の女の子・高木さんに何かとからかわれている男の子・西片。どうにか高木さんをからかい返そうと悪戦苦闘するも、いつも彼女に見透かされてしまう。3年生に進級し周囲が将来を考えはじめる中、2人の距離はいまだ変わらぬままだった。夏休みが始まる前日、高木さんと西片は帰り道で小さな子猫と遭遇する。2人はその子猫に「ハナ」と名づけ、母猫が見つかるまで神社の境内で世話することになる。
キャスト
感想
原作が1000万部を突破している大人気作品のアニメ映画化作品。
内容的には最後まで全体的にキレイにまとまっており満足しました。
結末的に、とりあえずアニメはこれでひと段落なのかしら。
上映前は、少し時間短くないか?と思ったりもしたのですが、内容的にも
これ位の尺で丁度良いと感じました。
肝心の西片と高木さんの関係についてですが
正直これは映画前からですが、もう2人の接する距離が近すぎて、「からかう」と「からかわれる」とかそんな段階じゃないだろと思いたくもなりましたが、今回の劇場版ではちゃんと答えが出ておりアフターストーリーもあるので満足です。
またサブキャラ含めてあの作品全体が出す尊いという空気感を作り出しているのは良かった。
またこの作品は登場人物が多くないのだけれど、キャストが少数精鋭で豪華でした。
脇役にも全員人気実力派が揃っていて楽しめました。
また、工夫されていると思ったのが、EDが週替わりらしい。
アニメの時も話数毎にそうしていたが。
不憫だと思ったのは、同級生の浜口。あの扱いは可哀想すぎやしないかい。
さてさて、これで実写化に向かったらちょっと悲しいがどうなるのでしょうか。
オススメ度
★★★☆☆