映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」についての感想(ネタバレなし)
「宇宙よりも遠い場所」で有名であるいしづかあやこ監督の作品。
この通称よりもいは、僕が近年見てきたアニメで一番感動した作品で繰り返してみても
泣けてくる素晴らしい作品。
そして今回の作品は、男子高校生のひと夏の冒険を中心とした物語。
よりもいは女子高生が南極を目指すと
いうものでした。
キャスト
田村淳
感想
全体的に背景作画や色遣いがとても綺麗です。特に圧巻だったのは劇中で花火のシーンがあるのですが、もうリアルに見える程の美しさでした。
また、登場人物が少なくシンプルでとても見やすい。上映時間も105分と2時間ありません。
ストーリーは思春期の男子学生3人組が夏の冒険をキーワードとして友情や出会いそして別れが描かれています。
鑑賞中に気になった事は物語の駆け足感がどうしても否めない部分。
劇中に重要なキャラクターがいるのですが、そのキャラのストーリーがもう少し深掘って
見れればより魅力的に感じれたかもしれない。
また、ラストに印象的なシーンがあるのですが、これが1クールのアニメならば更に感動は倍増するのだろうと感じました。
それについては、よりもいが正に1話毎にどんどん物語が感動のゲージが高まるのを体感していたせいもあるかもしれません。
ただ、物語が前半から後半へ進むにつれて答え合わせのように伏線が回収されるのは
面白かったです。
青春ロードムービーが好きな方にはオススメのアニメ映画となっていますので是非。
オススメ度
★★★☆☆(星3)
安定の4人組。