2022シーズン第8節 鹿島アントラーズ戦 鬼門を撃破!最高の結果でACLへ。
前節、完膚なきまでに叩きのめされたマリノス。
ほぼ、何も出来ずという試合。その後に迎えるは鬼門の鹿島。しかもチームは絶好調。
条件は厳しいが逆襲に期待したい。
スタメンはこちら。
GK 高丘
DF 小池龍畠中角田永戸
MF 岩田喜田西村
FW水沼Aロペス仲川
永戸は古巣対戦。トップ下には西村が。マルコスはACLから完全復帰ということかしら。
前半
序盤から非常にインテンシテイの高い試合となる。
前半から試合展開が速く、両チームの奪い合いが凄まじい。
鹿島はラインの高いマリノスDFの裏を狙い、攻撃力の高い2枚のFWが狙ってくる。
畠中と角田を中心に防ぐが、鹿島の攻撃陣に何度か決定機を作られてしまう。
マリノスは、両サイドを使いながらシンプルに攻める。
ただし、鹿島の激しいプレスに決定機までは生まれない。
しかし、この日は20℃以上の温かい陽気。鹿島が90分このままテンションの高いプレスを
続けられるとは思わない。勝負は後半か。
後半
仲川→エウベルへチェンジ。
更に60分には水沼→宮市を投入。このあたりから潮目が変わってくる。
スピードのある宮市、圧倒的な突破力のあるエウベルを軸にマリノスが攻勢を強める。
攻勢が強まった要因の一つとして、鹿島のガス欠があげられる。
前線で軸となり動き回った鈴木優磨の動きが鈍くなり、周りの選手も連戦で動きが遅くなった。
そこにフレッシュな交代策と早い連動性で崩すマリノス。
特に相手からすると疲れた時間に投入されたエウベルは脅威でしかないだろう。
マリノスが攻め続ける中、均衡が崩れたのは後半37分。永戸の精度の高いCKからロペスのヘッドでついに先制。
攻撃を止めないマリノスは、攻め立てる。
44分に左を起点に西村が高い打点のヘッドを入れて貴重な追加点。
彼らしいというか泥臭いが走り回ってあの高さまで飛べることはもう一つの武器だ。
そしてトドメの一点が。ATの49分に途中投入のレオセアラからの折り返しを
宮市と鹿島DFが飛びこび結果オウンゴールで3−0。
鬼門鹿島戦で最高の出来だ!
試合後のスタッツだけ見ると、シュート24本、支配率65%は圧倒的だ。
感想
苦手鹿島相手にこのスコアは想像以上の内容。
前半の鹿島は、かなりの強度でいつものパターンだと強力な前線とかに疲れた時間に
仕留められていたが、今回は逆転の展開であった。
個人では畠中・角田は鹿島の強力FW陣を上手く防げていて素晴らしかった。
また、喜田・岩田も相手の強度の高いプレスに対して中盤の底で防壁となり抜群の働き。
また古巣対戦となった永戸も動きが洗練されてきて本来の持ち味であるクロスが活かされてきた。いよいよ本領発揮間近か。
さて、アジア制覇へいざ。