脳内モノローグ日記

サッカー(主にマリノス)の観戦記やら好きなエンタメの感想を書き綴っています。よろしくお願いします。

2022シーズン第6節FC東京戦〜マリノス最高のDNA

代表ウィーク明けのリーグ戦再開。

怪我人も全員では無いが、ほぼ戻ってきた。

FC東京は監督が変わり、スタイルも一新したということで楽しみ。

 

スタメンはこちら。

 

GK 高丘

DF 小池龍岩田角田永戸

MF 喜田渡辺西村

FW宮市Aロペスエウベル

 

前半

 

クラブ設立30周年記念試合。壮大なセレモニーから選手紹介。更に暗転からの神奈川フィルハーモニーのアンセム演奏。通常と異なったverの選手入場。これにはテンションが上がった。更に今まで見たことのないキックオフ10秒前のカウントダウン映像。背番号順にカウントダウンで現れるのだが、3秒前の時の背番号3。松田直樹の背中はグッとくるものがあった。あの動画は今後も続けてもらいたい。

 

開始直後から、テンション高い両チーム。

早々に、宮市がギアを上げて右から仕掛けたところを松木が引っ掛けてイエロー。

マリノスは、テンポよくパスを回してゴールを狙い、8分に永戸のクロスから西村が打点の高いヘッドで先制。東京DFの遥か上から叩きつけて、こんなに飛べるの!?と驚いてしまった。

このまま、スタジアム内の雰囲気と共にいい形でイケるかと思っていたが、スタイルを変更してきFC東京のマンツーマンでくる激しいプレスに苦しむ。

そんな中、角田の曖昧なパスから渡辺皓太が奪取されて、追いつかれる。奪われた場面が、ファールではないか?と声があったが、結果は変わらず。うーん。

その後もマリノスは、東京のプレスを掻い潜りながら右サイドの宮市などを使いつつ

ゴール前に侵入していくが、決定機が作れない。

東京は、ロングボールでSBの裏を狙い攻撃を仕掛け、後はプレスからの奪取のカウンター。

危ない場面は何度かあったが、高丘を中心に強固に防ぐ。

 

後半

マリノスは、宮市に変えて水沼宏太を投入。この30周年記念試合に彼がいることが考え深い。

そんなことを思っていた47分に右サイドへ開いていた水沼へパスが。

そこから、彼の真骨頂のピンポイントクロス。ロペスが合わせて逆転!

実に素晴らしい。正に最高で最強のマリノスのDNA。出場ワンタッチ目での結果。これぞジョーカーだ。

ここから、勢いに乗るマリノス。53分に投入されたレオセアラと譲瑠チマ。

特に印象的だったのが、譲瑠。ピッチを大きく使い長短のパスとボール奪取。

u21の主将としても活躍してきた彼が勢いにのる日は近いかもしれない。

東京も前半から継続してプレッシャーはかけ続けていくが、松木が途中出場の仲川を後ろから削り退場。

マリノスは、主導権を握った後も攻撃を弱めることなく、最後までアタッキングフットボールを貫く。これが記念試合に相応しい戦い方だ。

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感想

まずは30周年記念試合という特別な試合で、水沼宏太という日産のDNAを継ぐ男が最高の活躍を見せたこと。それ以上に喜ばしいことはない結果だった。

個人で気になった選手は、角田と高丘。

角田は序盤失点に繋がるパスミスはあったが、その後は持ち直して相手のエースを見事に封殺。ビルドアップも持ちあがって配球するなど、新たな持ち味も見せた。今、マリノスのCBで優先順位が最も高いのは彼かもしれない。

高丘は、最後尾で幾度もピンチを防ぎ、また長短のパスで攻撃の起点にもなった。

いまや、マリノスのGKに求めるスペックを全てかね揃えた選手。非常に頼もしい。

 

この勢いのまま続く広島、鹿島を撃破して良い形でACLに臨みたい。

 

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